OCNについて詳しくなろう

NTTといえば、日本最大級の通信インフラ事業者です。前身は日本電信電話公社と呼ばれる、いわば官営の通信事業者でした。インターネットが普及する前は、回線は電話回線のみであり、その回線を使った通信技術が、初期のADSLです。
日本国中のみならず、世界的にも屈指の技術規模を持つNTTは、こうした通信インフラを他社通信事業者にレンタルする存在でした。そこからデジタル通信事業を分社化し、生まれたのがNTTコミュニケーションです。

そのNTTコミュニケーションズが提供しているのが、日本最大級の回線接続業者、インターネット・サービス・プロバイダのOCNです。社名ではなく、事業名なんですね。つまりNTTコミュニケーションズのサービスの名前です。

OCNモバイルONEは他社と何が違うのか?

MVNO(仮想移動体通信事業者)とは、本来、回線インフラを持つ他社から無線通信インフラを借りて、その使用料を払って音声通信やデータ通信のサービスを提供する事業です。従ってOCNモバイルONE以外の他社は、国内ではNTTなどの大手キャリア無線通信インフラにコストを支払っています。

しかしOCNは、無線通信インフラを独自に持つ日本最大の電気通信事業者の一つ、NTTコミュニケーションズの事業です。従って、他社とは差のある、非常に独自性の強い顧客サービスを提供できる資本力、技術開発力があるのです。

OCNモバイルONEのMVNO事業の特徴

スマートフォンがここまで全世界に急速に、しかも短時間で普及したのは、それまで通話がメインだった携帯端末に、インターネットというデータ通信を可能としたことです。それには、無線通信は、通信容量を大きく帯域を拡大しなければ、決して実現しません。この高速無線通信の質がOCNモバイルONEは、他社に比べて優位性があるのです。

一例では、高速データ通信を、1日ごとに管理し制限するサービスや、低速通信でも独自の受信技術で、通信速度を維持出来るバースト機能強化、電話もNTT回線を使ったシームレスな通信が特徴となっています。

またNTTコミュニケーションズは、大手キャリア会社の一つなので、扱う端末も豊富です。MVNOでは、どうしても音声通信は、大手キャリアの無線通信を利用するので、最低利用期間内に解約すれば、解約手数料を取られます。

従って他社は出来るだけ、この比較的安く解約可能です。NTTコミュニケーションズと連動した、通信カウントフリーや、電話料金オプションも、やはりNTTグループの得意なところです。こうした独自性を維持できるのも、業界の雄として長く歴史に刻まれた実績によるものなのでしょう。